ミュージカル映画と言えば、ディスニーがパッと思い浮かびませんか?
日本では、まだまだ多くないミュージカル調を取り入れた作品が、『ヲタクに恋は難しい』です!
原作を知っている方からは、ラブコメをミュージカル調で実写化?それって面白いの?て声が集まりそうな注目度の高い作品となっているのではないでしょうか。
ぶっちゃけ、私はミュージカル調ヲタ恋はありだったんじゃないかな!と思っています。
今日は、映画『ヲタクに恋は難しい』はつまらないのか?口コミ、感想と考察をお届けしますので、ぜひ、最後までおつきあいください!
映画『ヲタクに恋は難しい』のストーリーや結末が知りたい方はこちら
映画『ヲタクに恋は難しい』のロケ地・撮影場所が知りたい方はこちら
映画『ヲタクに恋は難しい』の口コミ

(C)2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会 (C)ふじた/一迅社
当サイトでは映画『ヲタクに恋は難しい』の口コミを投票形式で募集しています。
ぜひ、あなたの意見を教えてください!
映画『ヲタクに恋は難しい』の感想

(C)2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会 (C)ふじた/一迅社
菜々緒さんと斎藤工さんの無駄遣い
私は、ヲタ恋はアニメを観ていたのですが、あの4人が仲良く、自分のヲタクライフを満喫しているのが凄く好きでした。
映画では、どうしても時間都合という事もあり、成海と宏嵩の二人の描写が多く、花子と樺倉の描写が少なかったように感じました。
樺倉のライトヲタクっぷりが全く伝わらないし、花子のコスプレももう少し出して欲しかったです。
菜々緒さんのあのスタイルを活かしきれていなかったという印象ですし、原作知らない人が観ると、からみ酒してコスプレさせ、彼氏に禁止用語を突きつける性悪女にしか見えなかったように思えます・・・。
花子と樺倉の事が好きなファンには、正直物足りない映画だったと思います。
ラストがしょぼかった
ミュージカル調が盛り上がった結果、ラストが尻すぼみしているように感じました。
もちろん、ラブコメなので、劇的なクライマックスがある訳ではありませんが、ラストがあっけなくって消化不良を起こしそうでした。
原作が続いているからというのもあるかもしれませんが、とにかくラストがしょぼかったです。
ミュージカルコメディ映画ってありだな
コメディといえば、キャラクターが特徴的であることや、ネタが面白いことで成り立つ要素が多いですが、歌を取り入れる、さらには、その歌で面白さを生み出すと言う演出は、正直アリだな!と感じました。
私自身、ディズニーのような、ミュージカル風な演出はあまり好きではないのですが、ヲタ恋に関していえば、ミュージカル調じゃないヲタ恋ってしょぼかったのかもしれないと思っています。
原作改変が割とあるので、それが苦手な人にはあまり嬉しくない作品だったかもしれませんが、ラブコメディ映画としては素晴らしい作品だったと思います。
こういった、ミュージカル×コメディの作品は増えっていって欲しいですね。
ヲタ恋をお家で楽しみたい方はこちらの記事も▼
映画『ヲタクに恋は難しい』の考察

(C)2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会 (C)ふじた/一迅社
ムロツヨシさん・賀来賢人さん・佐藤二朗さんがいるから成り立った作品
ムロツヨシさん、賀来賢人さん、佐藤二朗さんの3人は主役二人を食ってます。
メインキャストは本筋を進めるのにキャラクターがある程度固定されていますが、本筋にあまり影響のないキャラクターは監督の遊び心が爆発するポイントでもあります。
高畑充希さんの変顔が面白いのですが、この3人の笑いを取りに来ている(ように見える)演技があるからこそ、成海の変顔に可愛さがプラスされたのだと思います。
また、ミュージカル調だと、歌唱力に圧倒され、面白さが薄まってしまうような気がしますが、ムロツヨシさんの麦茶はそれを覆す面白さがあります。
高畑充希さんのダンスと歌声が素晴らしい
ミュージカル演出の中でも圧倒的に高畑充希さんの貢献度が高いです(もちろん主役だからという事もありますが)。
高畑さんの歌声を初めて聴いたという事もありますが、美しくいつまでも聴いていたい歌声でした。
さすが、元ピーターパン!だけのことがあります。
また、女性目線で言うと、樺倉と屋上でダンスするシーンは、あのタイプのパンプスでよく脱げずに踊れたなとびっくりしました。
(撮影時は、床の板に挟まったりしてしまったみたいで、大変だったようです。)
改めて、高畑充希さんの女優としての魅力を認識させられる作品だったと思います。
原作エッセンスをうまく抽出した脚本
花子と樺倉の印象は薄くなってしまいましたが、原作のストーリーをうまく映画向けに抽出されたなと福田雄一監督のセンスの良さが光っていました。
エピソードとしては、間違いなく、原作に出てきているものですが、映画で観てもあまり違和感なく改変されていたため、原作を知っている私としても、スムーズに観ることができました。
原作ありきの映画化は、原作の良さをシビアに取捨選択して、2時間程度の枠におさめる必要があります。
コアなファンには拒否されてしまう改変もせざるを得ないかもしれませんが、ヲタ恋に関していえば、花子と樺倉の描写を減らすことで、原作エピソードをうまく盛り込むことができたのだと思います。
映画『ヲタクに恋は難しい』の感想と考察まとめ
映画『ヲタクに恋は難しい』はつまらないのか?口コミ、感想と考察をお届けしてきましたがいかがでしたか?
ヲタクに焦点が当たった恋愛ものといえば『電車男』を思い出しますが、それとはまた違ったヲタクの恋愛像が描かれている作品ではないでしょうか。
まだ観ていない方は、ぜひ、映画『ヲタクに恋は難しい』をご覧になってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント