映画『ラストレター』の口コミ・感想と考察!劇中の手紙と小説の意味は?

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映画『ラストレター』はもうご覧になりましたか?

人気女優の広瀬すずさん、神木隆之介さん、森七菜さんや、ベテランの松たか子さん、福山雅治さんという豪華なキャストが出演されています。

もちろん、俳優陣を目的で観る映画としても良いですが、手紙にまつわるストーリー展開が良い作品となっています。

今の時代に手紙って・・・と思うかもしれませんが、手紙でよかったなと思える作品です。

映画『ラストレター』の口コミや感想と考察、劇中の手紙と小説の意味について考えていきたいと思います。

少々ネタバレを含みますので、ご注意ください!

映画『ラストレター』のストーリーや結末が知りたい方はこちら 

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映画『ラストレター』の口コミ

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映画『ラストレター』の感想

ラストレター

(C)2020「ラストレター」製作委員会

最初は回想シーンかと思っていた

最初に広瀬すずさん、森七菜さんが出てきていて制服姿で山奥をうろうろしていたので、てっきり回想シーンから始まったのかと思っていました。

しかし、鏡史郎役の神木隆之介さんも出てこないので、このシーンは一体・・と思っていました。

さらに松たか子さんも登場されていて、裕里のお母さんと思っている始末でした。

後々、それぞれが瓜二つの親子であり、ちょうど未咲が亡くなった所から始まったのだと知りましたが、よくも悪くも戸惑いました。

文通を始まるきっかけがさりげない

手紙を送らないといけなくなるシチュエーションが限りなくリアルに近く、見ていてさほど違和感はありませんでした。

SNS連絡先だけでなく名刺を渡す所や、旦那さんが激情型な設定もうまいなと思いました。

スマホが水没してその後、手紙を書こうと思ったのは、裕里が律儀な性格だからなのか、初恋の人だからなのかこの時はわかりませんでした。

しかし、本編終わって振り返ってみると両方だったのかなと思います。

解せない突然の鏡史郎の来訪

鮎美と裕里と鏡史郎が手紙のやり取りをしている中で、裕里が知らせた住所に鏡史郎が訪ねてくるシーンは、何で?と思いました。

特にそう思えたのは、鏡史郎が「最初から知っていた」と未咲でないことを知っていたことを告げた時です。

最初からわかっていた裕里(未咲)とのやり取りではなく、後からやり取りを始めた未咲(鮎美)の方が本物かどうか確かめたいと思うんじゃないなかと私は感じました。

どうして、先に裕里を訪ねてみようと思ったのか、鏡史郎の心理が少しわからなかったです。

本物からも手紙が来るけど、姉のふりをした裕里の理由が知りたかったからなのでしょうか?

間違いなく、未咲に会いたいからだとは思うのですが、ちょっと解せないシーンでした。

最後の握手は初恋の初々しさがあってよかった

東京へ戻る直前、裕里の元を訪れ最後の別れを言うシーンで、鏡史郎と裕里が握手して、裕里が喜ぶ姿が大人なんだけど、初恋の初々しさがあって好きでした。

確かに、高校生とかだと、握手はしないですよね。

でも、憧れの先輩と握手しただけで嬉しくなるのは、間違いなくて、少女のような心が裕里にあるのが素敵だなと感じました。

映画『ラストレター』の考察

ラストレター

(C)2020「ラストレター」製作委員会

劇中に手紙と小説が出てきました。

個人的には、手紙だけでなく小説も重要な存在ではないかと考えて、意味や役割を振り返って考えてみました。

裕里が出した手紙

最初はスマホを壊してしまい返信できなかったことのお詫びが綴られています。

もし、スマホが壊れなかったら、あのままメッセージのやり取りは続いたのか?と考えると、続いていなさそうだなと思います。

壊れる直前のメッセージが「君に25年間恋をしていると言ったら信じますか」って言う返信しづらい内容です。

いくら初恋の先輩でも、返す言葉を見つけづらいし、考えているうちにメッセージのような割と即時性のあるメッセージだと、どんどん返信しづらくなるのではないでしょうか。

鮎美が出した手紙

母親宛の鏡史郎の手紙を見て、返信書いてみようと思った発想は子供だな!と思っていたのですが、鮎美にとっては、顔こそ知らないけど、実はずっと前から知っていた人なんですよね。

そりゃ、母をどう思っていたのか知りたいですよね?

だって、小説と同じ中身を一方的にずっと送っていた方ですから、こんなチャンスはなかなかないですよね。

鮎美自身、『未咲』を文章を覚えるくらい、何度も何度も読み返していて、彼女の中で鏡史郎と言う存在は、すごく大切な存在になっていたのは間違いありません。

だから、もっと知ってみたいと思って手紙を書いたのかもしれません。

鏡史郎が出した手紙

裕里に対しての返信はこざっぱりな内容なのに、鮎美(未咲)からの手紙は、本人からの手紙だと思ったのか、小説を思わせる枚数の便箋で送っていました。

本当に未咲のことが忘れられなくて仕方ない状態だったんでしょうか。

小説家でロマンチストだからこそかもしれませんが、現実だとちょっと引くレベルですね(笑)

未咲が鮎美に残した手紙

これは、未咲が高校卒業式で読んだ答辞です。

わざわざ遺書として新たに書き起こそうとせずとも、ちょうど、年齢的にも高校生で、当時の自分と重なる部分があって、この答辞を遺書として残したのでしょうか?

ただ、この答辞に書かれた内容は、時代が変わっても不変で、鮎美の人生の支えになるのは間違いないと思いました。

これは、鮎美に限らず、裕里や鏡史郎にも込められた、未咲からの『ラストレター』だったに違いないと思っています。

小説の『未咲』の役割

絶版になってしまっているそうですが、鏡史郎は見本品を持ち歩いて宮城を訪れたようです。

また購入された『未咲』もあり、合計3冊が登場しています。

  • 鏡史郎が裕里へ手渡した1冊
  • サカエが持っていた(阿藤が持っていたのかもしれない)1冊
  • 鮎美の家にあった1冊

亡くなってしまっている未咲ですが、小説を通じてその存在を忘れないように、読者の中で生きていて欲しいと言う願いが込められているでは?と思っています。

それぞれ、こんな役割を担っているのではないかと考えてみました。

  • 鏡史郎が裕里へ手渡した1冊
    →裕里の中で未咲の物語(人生)が続くように
  • サカエが持っていた(阿藤が持っていたのかもしれない)1冊
    →阿藤と言う男に人生を翻弄された未咲と言う存在を忘れないように
  • 鮎美の家にあった1冊
    →未咲と鮎美の支えになるように

小説の中身については、岩井監督の方で言及されていますが、役割については言及されていないので推測ですが、何かしらの意味があると思います。

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映画『ラストレター』の感想と考察まとめ

映画『ラストレター』の感想と考察、劇中の手紙と小説の意味について考えてきましたが、いかがでしたか?

手紙が心温まるのは間違いないですが、その魅せ方が絶妙な作品だったのではないでしょうか?

少し、予定調和なところが伺えますが、それでも、一度はあなたの目で見ていただきたい作品となっています。

最後まで、お読みいただきありがとうございました!

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