湯を沸かすほどの熱い愛あらすじや結末は?ストーリーネタバレ!

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自分がもう手を施すことのできない
末期ガンであることを知った時あなたは
前向きに生きることができますか?

『湯を沸かすほどの熱い愛』は
病気を知りながら、母として前向きに
自分の死と向き合う姿と家族愛が描かれた
心が温まる作品となっています。

よくある余命ものとは異なる感動が
待っています。

『湯を沸かすほどの熱い愛』の
あらすじやストーリー、結末の
ネタバレをお届けします!

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『湯を沸かすほどの熱い愛』あらすじ

銭湯「幸の湯」を営む幸野家。

しかし、父が1年前にふらっと家を出てしまい
銭湯は休業状態となっていた。

母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、
パン屋でパートをしながら、娘を育てていた。

そんなある日、パートの最中に意識を失い
倒れてしまう双葉

病院で検査を受けたところ、ステージ4の
末期ガンで余命2ヶ月ほどと宣告される

自身の死期を知った双葉は、
「絶対にやっておくべきこと」を決め、
次々、実行して始める・・・。

『湯を沸かすほどの熱い愛』ストーリーネタバレ

湯を沸かすほどの熱い愛

(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会

『湯を沸かすほどの熱い愛』の
ストーリーのネタバレまとめました。

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突然の余命宣告

銭湯「幸の湯」を営む幸野家は、父親が
姿を消してから休業状態。

そんな中でも、パートに出て働き、
学校に行きたがらない娘・安澄を明るく、
時に厳しく励ます毎日を送っていた。

そんなある日、いつもの通り、パート先の
パン屋で働いている最中、めまいで意識を
失い、倒れてしまう。

病院で検査を受けた双葉は、ステージ4の
末期ガンで全身転移が認められ
治療できない状態だと告げられる。

そして、その余命も2ヶ月ほどと知る。

カニと勝負下着

余命宣告にショックを隠せなかった双葉は
銭湯で泣きじゃくっていた。

そして、一思いに泣いた双葉は、
安澄の電話をきっかけにいつもの双葉に
立ち直るのであった。

そんなある日、毎年4月25日に坂巻君江と
いう人物から送られてくるカニを
頬張る二人。

いつもよりちょっと贅沢な夕食時に
双葉は、安澄に下着セットを一つ手渡す。

「大事な時にちゃんとした下着を
つけていないと恥ずかしいよ」
「別にすぐ使わなくていいの。持ってて」
と言う双葉の言葉を受け、安澄は下着を
受け取った。

失踪した夫との再会

余命を知った双葉は、探偵に失踪した
夫の所在の確認依頼をしていた。

居場所を突き止めた双葉は一浩がいるという
アパートへ向かう。

なんの疑いもなく、ドアを開けた一浩は
驚きと戸惑っていたが、双葉はおたまで
一浩の頭に向かってその怒りをぶつけ、
流血する事態になってしまう。

父親と妹としゃぶしゃぶ

一浩がいなくなった理由を聴き、その上で
自分が余命わずかであることを打ち明ける。

その夜、家に帰った安澄はいつもの食卓では
ありえないお鍋が用意され、豪華な食卓
なっていた。

キョトンとする安澄の前に父親・一浩が
現れた。

父親がいる光景に唖然とする安澄の前に
さらに、妹の9歳の鮎子が現れる。。。

摩訶不思議な4人での夕食が始まった。

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幸の湯の再開

家族4人となった幸野家。

いよいよ、幸の湯再開に向け、
銭湯の掃除やビラ配りを始めた。

その効果もあり、幸の湯の再開は評判上々!

順風満帆に見えた幸野家であったが
病魔は着々と双葉を蝕んでいた

左手がうまく使えなくなってしまっていた。

双葉を病院へ連れて行った一浩は
主治医に改めて、病状の重さを知らされ
治せる病院を探そうと双葉に提案する。

しかし、双葉は、少しの延命の為に
自分の生きる意味を見失いたくない、まだ
やらなきゃいけないことがあると、
その提案を断ってしまう。

制服がなくなった

安澄はクラスの女子にいじめられていた。

体育の授業のあと、制服に着替えようと
したところ、制服がなくなってしまっていた。

家に帰った安澄は部屋に閉じこもり、翌朝も
学校に行くことを拒んでしまう。

双葉はそんな安澄を叩き起こす。

制服のない安澄に体操着で登校するように
言う双葉に猛反発する安澄。

「今日諦めたら二度といけなくなるよ」
そう言われた安澄は、さらに反発。

見兼ねた双葉は、布団から安澄を
引っ張り出し、立ち向かうように説得する。

制服を取り返せ

安澄の部屋を出てしばらく経った11時過ぎ
体操着を着て安澄は学校へと向かった。

体育じゃないのに体操着を着ている安澄は
クラスの女子にバカにされてしまう。

HRで担任教師が先日の体育で安澄の
制服がなくなったことの話を始める。

その話の最中、安澄は体操着を脱ぎ始め
母にもらった下着姿で
制服を返して欲しいと懇願する。

服を着るように促す先生に、安澄は
体育の授業だから着ません!と言い切る。

頑張りすぎた安澄が保健室で休んでいると
誰かが安澄の制服を投げ入れ、手元に
制服が戻ってきた。

鮎子の家出

双葉は鮎子が番台のお金をこそこそ
盗んでいる姿を目撃し、彼女が小銭を
貯めていることを知った双葉。

そんな矢先、夜になっても鮎子が家に
帰ってこない事態になってしまう。

一浩が近所を探しても見つからず、
困り果ててしまっていた。

ふと、小銭と一緒に入っていた手紙の存在を
思い出した双葉は、鮎子の誕生日に
母親が迎えに来ると思いアパートに
帰ったのでは?と急ぎ、鮎子の家に向かった。

案の定、母親の帰りを待ちくたびれた
鮎子がしゃがみこんでいた。

鮎子を優しく抱きかかえ、幸野家へと
連れて帰る双葉。

女3人の旅行

鮎子も心を開き、女3人仲良くなり始めていた
ある日、双葉は、蟹を食べに行く旅行を提案。

3人は、双葉の運転で旅行へと出かける。

その途中の道の駅で、北海道出身という
向井拓海と出会う

最初は車に乗せるのを嫌がっていた双葉だが
美味しいそばを紹介すると言う条件に彼を
同乗させる。

その途中、拓海が北海道出身ではないこと、
人生の目標がないヒッチハイクであることを
知った双葉は、彼に最北端を目指すという
旅の目標を与えることにした

その目標を達成した暁には、双葉の元へ
報告に行くと約束をし、次の道の駅で
拓海と別れ、目的地へと車を進めた。

カニと真実

目的のかにのお店に着いた3人は、大きい
カニを頬張り、幸せな食事の時間を過ごす。

次の目的地に向かう前、双葉は、このお店の
店員が毎年蟹を送ってくれる
坂巻君江であることを安澄に告げる。

そして、彼女が母親であると言う事実を
安澄に突きつける

ショックを隠せず、事実を受け入れられない
安澄に君江と話をするように、車から下ろし
あとで迎えに来るからと置いて行ってしまう。

聴力のない君江に安澄は手話で会話を始める。

手話ができることに驚いた君江に、母がいつか
役に立つから手話を覚えるように勧められた
と話した。

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双葉と真実

水族館を巡ったあと、双葉はお店の
駐車場に戻り、安澄を迎えに行くよう
鮎子にお願いをする。

ところが、戻ってきた二人の目の前には
倒れている双葉の姿が

病院へ運ばれた双葉は、以降緩和ケアの施設に
入ることとなった。

定期的に安澄と鮎子は、双葉の
お見舞いにきていた。

そこに、以前世話になった探偵の滝本親子が
やってきた。

彼の口から、双葉の母親が存命していることが
告げられる

母に会いたい

母の居場所を知った双葉は、今すぐ会いたいと
車を走らせ、母の住む家へ向かった。

滝本が、母親に双葉が会いたがっている旨を
話したが、そんな娘はいないと断られてしまう。

それでも、一目見ようと外壁から彼女の姿を見た
双葉は、思わず石のオブジェを投げつけ
窓ガラスを割ってしまう

ピラミッド

新婚旅行にエジプトに連れて行ってもらう
約束をしていた双葉と一浩。

金銭的にも厳しい一浩はなんとか双葉に
エジプト気分を味わってもらおうと
木彫りのピラミッドを安澄に託す。

しかし、反応はいまいち。

悩みに悩んだ一浩は、安澄と会う約束を
していた君江、偶然同じ日に目標達成の
報告にきていた拓海にあるお願いをする。

夜の病室でぼんやりしている双葉の元に
安澄からのメールが。

外を見てと書かれており、窓から外を
見ると、そこには、みんなで作った
人間ピラミッドがあった。

その姿を見た双葉は、死にたくない、
生きたいと泣きじゃくってしまう。

『湯を沸かすほどの熱い愛』結末ネタバレ

湯を沸かすほどの熱い愛

(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会

双葉が息を引き取った。

多くの人が死を悼み、告別式に足を運んだ。

彼女が眠るのは、幸の湯の大浴場。

美しい花に囲まれている。

霊柩車が向かった先は、火葬場ではなく、
どこかの原っぱで安澄や拓海、
君江など笑顔で過ごしていた。

そして、一浩と拓海たちはお湯を沸かし、
幸の湯の熱いお湯に浸かっていた。

そのお湯を沸かすカマドの前には
双葉の告別式で彼女のそばに飾られていた
色鮮やかな花びらがこぼれ落ちていた。

湯を沸かすほどの熱い愛ストーリーネタバレまとめ

『湯を沸かすほどの熱い愛』の
あらすじやストーリー、結末の
ネタバレをお届けしてきました。

双葉の前向きで力強い生き方は
非常に元気が出ますね。

最後までご覧いただき
ありがとうございました!

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